首都アンカラと以外とある!観光スポットまとめ | トルコ旅行
公開日 2022年10月19日 最終更新日 2024年9月18日
地図
地域
中央アナトリア地域
人口
5,782,275人(2022年)
標高
938m
市外局番
312
概要
アンカラはトルコ共和国の首都であり、イスタンブールに次ぐトルコ第二の都市です。古くはアンゴラと呼ばれていたこのエリアでは、畜産や農業が主流でしたが、1923年10月29日に建国の父アタテュルクによってトルコ建国および首都指定されたのち、急速に発展しました。2021年には、人口500万人の大都市となっています。
観光の中心となっているのは、オスマン帝国時代の中心地であったアンカラ城がある旧市街ウルス地区です。その南側には、共和国建国後に都市整備された新市街が広がります。トルコ初の高層ビルが建築されたクズライ地区はアンカラで一番の繁華街です。
その西側には、建国の父アタテュルクの眠る霊廟がある丘と大統領府があります。その南側には、急激な都市化に伴い整備された高層マンションやアパート、五つ星ホテルが建ち並ぶエリアが広がっています。また、各国大使館や政府機関の置かれるガージオスマンパシャ(GOP)地区もこのあたりです。
アンカラは、毛足の長いアンゴラ兎やアンゴラ山羊の原産地として知られています。これらは古くから、アンゴラ・ウールやモヘアとして輸出されてきたもので、コートなどの冬物衣料に使われています。両目の色が異なり、とがった大きな耳で聴力に優れたアンゴラ猫もここアンカラが原産地です。
中心部を離れたエリアには豊かな自然が広がっています。アンカラの西部には、バード・サンクチュアリと称されるナッルハンがあります。また、アンカラは鉄道・バスの交通の要所であり、特に鉄道では、東へ向かうイースタン・エクスプレスをはじめとした夜行列車・急行列車の発着駅でもあり、トルコの新幹線であるYHTの終着駅でもあります。
旅のプラン
アンカラの観光名所は、旧市街に集中しています。旧市街は、オスマン帝国時代の中心地で、アンカラ城、アナトリア文明博物館、ハマモニュ地区が主な見どころです。旧市街と対峙する丘の上には、アンカラの街を見下ろすようにして、建国の父アタテュルクの眠る霊廟があります。周辺には大統領府もあって、こちらはフォトスポットとなっています。
一方、新市街では、アンカラ一の繁華街を誇るクズライ地区周辺が観光の中心です。国際企業が入るビルが建ち並ぶこのエリアには、ホテル、レストラン、カフェ、ATMなどが集中しており、宿泊場所としておすすめのエリアです。また、クズライの南のエリアは区画整備された高級エリアとなっていて、周辺には各国大使館やその公邸、五つ星ホテルやレストランがあります。
アンカラは長らく、首都でありながら観光資源には乏しいエリアとされてきました。ツアーで観光するのはアタテュルク廟くらいでした。近年は、整備が進められたアンカラ城や、復元されたハマモニュ地区、リニューアルして見応えが増したアナトリア文明博物館などの多数の博物館が注目を集めていて、それぞれ見逃せないスポットとなっています。アンカラ中心部の旅は、M1地下鉄とアンカライを使って容易に巡ることができます。
主な観光スポット
旧市街(ウルス地区)
新市街(マルテペ・クズライ地区など)
郊外
名物料理
アンカラには多くの名物料理がありますが、中でも特に有名なものを掲載します。ベイパザル・クルスのように、「ベイパザル」と名のつく料理は、アンカラ市ベイパザル地区の郷土料理で、全国的に人気があります。
ネイチャー・スポット
地区一覧
アンカラは25の地区で構成されています。アタテュルク廟のあるチャンカヤ、アンカラ城のあるアルトゥンダーウ、バスターミナルや大統領府があるイエニマッハレが主に観光客が訪れるエリアです。この他、エティスメトグト、ギョルバシュ、ケチオレン、ママク、プルサクラル、シンジャンの6つの地区をあわせて、合計9つの地区が中心となっています。
基本情報
アクセスと交通 | 飛行機/鉄道/バス |
空港 | アンカラ・エセンボーア空港/Ankara Esenboğa Havalimanı |
バスターミナル | アンカラ都市間バスターミナル/Ankara Şehirlerarası Otobüs Terminali |
鉄道駅 | アンカラYHT駅/アンカラ鉄道駅 ※クリックすると民間サイトまたはGoogleMapにリンクします。 |
市内の交通 | アンカライ/地下鉄/バス/ドルムシュ・ミニバス |
動画 | |
公式サイト | https://ankara.ktb.gov.tr/ |
その他情報 | ー |
ギャラリー
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※参照データ/TUİK,ANKARA İL KÜLTÜR VE TURİZM MÜDÜRLÜĞÜ
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