オスマン帝国が誕生した世界遺産都市”ブルサ” | トルコ旅行
公開日 2022年6月28日 最終更新日 2023年10月4日
地図
地域
人口
3,194,720人(2022年)
標高
100m
市外局番
224
概要
ウル山の裾野に広がる古都であり、トルコで4番目に人口が多いブルサ市は、”イェシル・ブルサ(緑のブルサ)”と称されます。緑多い都市であり、緑の名のつくモスクや霊廟もあります。オスマン帝国が産声を上げた都市は、2014年に『ブルサとジュマルクズク:オスマン帝国の誕生』としてユネスコ世界遺産リストに登録されました。
伝統的なオスマン建築が残るジュマルクズックや伝統的グルメのほか、キリスト教における重要なニカイア公会議が開催された都市イズニック、冬はスキーヤーに人気のウル山など、観光スポットは実に豊富です。イスタンブールから高速船でアクセスできることから、イスタンブールからのプチ旅の目的地としても人気です。
旅のプラン
ブルサの中心部にある観光スポットは数多くありますが、絶対外せないウル・モスクやイェシル・モスクとテュルベは必ず訪問しておきたいものです。加えて、ブルサ世界遺産の柱でもあるジュマルクズック村では、朝食またはブランチをいただいて散策を楽しむのがおすすめです。時間に余裕があれば、イズニック区にある城塞やアヤソフィア教会をまわれば完璧なプランです。
イスタンブールからBUDOまたはIDOの高速船を利用して、ブルサに日帰り旅もできなくはないのですが、その場合、中心部を見て戻ることになりそうです。
主な観光スポット
中心部
郊外
名物料理
古都ブルサには、名物料理が数多くあり、グルメシティとしても知られています。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
ネイチャー・スポット
地区一覧
ブルサの中心部は、ギュルス/Gürsu、ケステル/Kestel、ニリュフェル/Nilüfer、オスマンガージ/Osmangazi、ユルドゥルム/Yıldırım地区です。ジュマルクズク村はユルドゥルム地区にあります。YHTの駅は、ニリュフェル地区に建設される予定です。
基本情報
アクセスと交通 | 飛行機/バス/海上バス/BBUS ※市バスまたは民営バス有り ※ブルサ市営海上バス/BUDO ※BBUSはイスタンブール、ヤロヴァ、ブルサを結ぶバス |
空港 | ブルサ・イエニシェヒル空港/Bursa-Yenişehir Havalimanı(メイン) ユヌセリ空港/Yunuseli Havalimanı |
バスターミナル | ブルサ都市間バスターミナル/Bursa Şehirlerarası Otobüs Terminali |
鉄道駅 | ※YHT駅は2025年開通予定 |
市内の交通 | ・ブルサライ/Bursaray(ライトレールシステム) ・ブルトラム/Burtram(トラム) ・バス ※ブルサカード(Bursakart)が利用可能。ブルサカードおよび市内交通については、ブルサ市交通局(BURLAŞ)公式サイトへ。 |
動画 | |
公式サイト | https://www.bursa.com.tr/(ブルサ市観光ポータル) https://bursa.ktb.gov.tr/(トルコ文化観光省) |
その他情報 | ・イスタンブール市の高速船(IDO)も就航。 ・船の場合、ムダンヤ桟橋で下船し、桟橋からF3系統バス乗車。ブルサ中心部まで一本で行け、ブルサカード(下記)がなくても乗車可能 |
ギャラリー
記事一覧
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※参照データ/TUİK,ESKİŞEHİR İL KÜLTÜR VE TURİZM MÜDÜRLÜĞÜ
※この記事は、登録日(最終更新日)時点の取材情報を元に作成しております。実際に訪れていただいた際、スポット(お店)の都合や事情により記載してある記事の内容と差異があることがあります。どうぞご了承くださいませ。