《2024年9月版》結局どれがいい?おすすめの日本発着トルコツアーまとめ!
公開日 2024年9月2日 最終更新日 2024年9月2日
密かに人気のこの企画、第三弾です。トルコツアーのチェックは定期的にしていますが、勝手ながら「これスゴイ!」と思ったツアーと、各社の特徴を、独自視点で正直にレビューします(^^)
お断り:近畿日本ツーリストには、トルコのツアーがありませんでした。日本旅行には、関空発の1本のみで東京発がなかったため外しております。
※ページ内に設置されている、HIS、JTB、ターキッシュエア&トラベルの3社の各リンクは、アフィリエイトリンクです。こちらからご購入いただくと私に手数料が入りますが、書いていることは本当です(^^)
HIS
HISは、日本の旅行会社で唯一、イスタンブールに支店があります。とても古い話ですが、トルコ旅行が日本で一時期大ブームになったのは、HISの功績です。さらに支店まで出すなんて、HISのトルコへの献身ぶりがすごすぎます。
そのHISの旅程には、大変なこだわりを感じます。日本発着で添乗員&日本語ガイド付きというガチガチの団体旅行なのに、ここまで「地元人ならでは」のレストランやルートを盛り込んでくるって、さすが!の一言です。
おすすめは、憧れのザ・リッツ・カールトン(7日目)に宿泊!トルコ感動絶景9日間です。日本の旅行会社を全部調べましたが、ベルガマ、トロイ、エフェスの3大遺跡をすべて巡るツアーはHISだけでした。ベーシックなツアーでは飛ばされがちなコンヤとパムッカレも観光のみならず宿泊もする行程です。
さらに、MADOやHAMDI、地下宮殿内のレストランなど、人気レストランやショップにもこだわりを感じます。レストランだけではなく、そのメニューも、その土地ごとに絶対に食べておきたいメニューが入っているのが素晴らしいところ。
「どのツアーに参加したらいいんだ!」という迷っている方、このツアーに参加しておけば、トルコ旅行のメジャーなスポットと食事はおさえられ、間違いないです。おすすめします。
JTB
業界最大手JTBが販売しているトルコツアーの数が、予想外に多くて嬉しくなりました。現地に支店はなくとも、実際に参加してみた時の感想としては、やはり、絶対的な安心感、添乗員の質が高い、という点で、他社は絶対に勝てません。
おすすめは、2025年2月就航予定のANA往復直行便で行く カッパドキアとイスタンブール 7日間<基本プラン>です。「いよいよついに!ANAでイスタンブールに飛べるなんて感激!」なのですが、それだけではありません。
アンカラ、カッパドキア、イスタンブールとベーシックな訪問地ながらも、洞窟ホテルへの二連泊して、トルコの新幹線YHTに乗車するのも、特徴的。
このツアーのすごいところは、行程は極々シンプルなのに、「絶対これだけは体験して日本に帰ってね!」というところを盛り込んでいるところ。
サバサンドや壺ケバブといったマストな名物料理も、エキゾチックな民族舞踊が見られるディナーショーも、JTB貸切のボスポラス海峡クルーズも、「ここだけは!」ポイントをしっかりおさえてあります。
上位コースでは、「土産物店はご希望の方のみご案内」というのも、最大手ならではの嬉しいポイント。もっと気軽に楽しみたい!という方向けに用意されている、WEB限定ツアーも、見逃せません。
一週間のお休みがとれそうな「初トルコ旅を楽しみたい!」という方に超おすすめなプランです。
阪急交通社
「オトクなツアーといえば、トラピックス!」というイメージの阪急。料金の割には、ホテルグレードが高く、魅力的なコースが豊富です。
おすすめは、こちらの《クリスタルハート<ターキッシュエアラインズエコノミークラス往復直行便利用(成田⇔イスタンブール間)>トルコ大周遊15日間》。15日間という長いコースですが、日本発着ツアーで、クサントス、ダルヤン海峡、デムレ・シメナに行くのは、このツアーだけです。
エーゲ海・地中海沿岸の世界遺産であるブルサ、エフェソス、アフロディシアス、クサントス、サンタクロースの故郷デムレをぐるっとまわり、定番となるカッパドキア、コンヤ、イスタンブールをも巡る、超欲張りな素晴らしいコース。
15日間休みがとれるのは限られた方かもしれませんが、西トルコに点在するユネスコ世界遺産の遺跡をこれでもか!っていうくらい拾っている感じです。
バスは一人で3席使える余裕っぷり。比較的お休みがとれる方に本当におすすめのコースです。
クラブツーリズム
旅をこよなく愛するご年配の方々に強く支持される、クラブツーリズム。国内ツアーにしか参加したことがありませんが、同年代の方々が多いため、いつも仲良くツアーが終わり、雰囲気がとっても◎な印象です。クラツーのトルコツアーで最もおすすめなのは、『65歳以上限定/羽田~イスタンブール間往復直行便利用/楽してトルコ 華麗なる旅10日間』。
「美味しいポイント」と記載されている、カフェやレストランでも食事は、場所や食事内容にとてもこだわりと配慮を感じます。夜遅くなりがちなディナークルーズをあえて入れているのも、旅好きが集うクラツーならでは。全体的に無理のない行程で、それでも、絶対に見どころや名物は外さない!という工夫がうかがえます。
さらに興味深いのは、山奥にあるサガラッソス遺跡を訪問するということ!なんてレアなスポットに行くのだろうか、と驚嘆してしまいました。世界遺産入り間近とされる遺跡を訪問できるのは、とても魅力的です。しかも、なかなか個人で行くのは大変な場所にあります。
大手他社が総じて成田便を使っている中、あえて羽田の深夜便を使っているのも嬉しいポイント。時間を有効に活用できます。個人的には、65歳以上というのがちょっと残念ですが、だからこそ、同年代の仲間同士の楽しい旅行になりそうです。
ターキッシュエア&トラベル
トルコ人によって経営されているトルコ専門旅行会社 ターキッシュエア&トラベル。経営されているのは、元日本語プロガイドさんで、現地でオペレーションをしているのは、トルコで最大手の旅行会社なので、参加しても安心です。
メインとなっているツアーは、『イスタンブール海峡クルーズと世界遺産歴訪トルコ9日間ツアー』。イスタンブール、トロイ、エフェソス、コンヤ、カッパドキアを巡るコースです。
コースとしては初めてのトルコ旅行の方におすすめできる、スタンダードなコースです。深夜便でイスタンブールに到着後、ホテルで昼まで休んでから観光へ出発、というところに、お客様への配慮が感じられます。
ツアーには添乗員はつきませんが、トルコの日本語ガイドは、添乗員の役割もこなすスルーガイド制を採用しているので安心です。少人数で催行されることや、現地に日本語デスクがあるのも安心のポイント。実際に、この会社のツアーに参加された方からは、「団結力がなんだかすごかった」という感想を聞いています。
TOURQUA
こちらも、トルコ専門の旅行会社ながら、日本の企業によって経営されていて、現地旅行代理店とタッグを組んでいる面白い旅行会社ツアークア。20〜40代くらいまでの女性向けのツアーが盛り沢山です。
日本発着のツアー本数は少なめですが、おすすめは、<世界遺産カッパドキア、イスタンブール、エーゲ海のリゾート地・クシャダスで過ごす>です。エフェソスからイスタンブールに向かわず、エーゲ海に多めに滞在するリゾート周遊ができるコースです。
私も大好きな、アラチャトゥやチェシュメといった女性に人気の都市やスポットに立ち寄るコースで、他の会社のツアーにはないプランです。訪れるなら海の色が最高にきれいな9月くらいまでがおすすめです。
対する、国際航空券を含まない現地発着ツアーは豊富でやっぱり女性向けなかわいい雰囲気。プライベートではなく混乗にすることでツアー料金を安くしているのも、思い切った企画です。WEBサイトもポップで予約し易い雰囲気で、女性同士の旅や一人旅には良さそうです。
結局どれがいいか
何を重視するかにもよりますが、まわるコースとしてはHIS、安心感はJTB、お得感なら阪急かクラツー、これまでにない新しい体験をするなら、ターキッシュエア&トラベルかツアークアがおすすめです。
欲をいうならば、世界で人気のシャンルウルファやギョベクリ・テペのツアーをもっと出してほしいかな、と。ネムルット・ダーを含む東トルコや南東トルコを旅行したい人はとても多いんです。なのに、ツアーが皆無。外務省がやっとレベル1:十分注意してください、のレベルにまで下げてくれたので、来年に期待します(^^)