世界三大料理のトルコ料理 | 豊富なレパートリーを写真でご紹介!
公開日 2022年12月6日 最終更新日 2023年6月22日
概要
トルコ料理は、フランス料理、中華料理と並ぶ世界三大料理と称されます。オスマン帝国時代に生み出された豊富なレパートリー、誰の口にもあう素材を生かした調理法は、まさしくそれに相応しいと言えます。トマトソース、オリーブオイル、スパイス、乳製品などを調味料として使い、日本人の口にもよくあうと評判。食料自給率は100%を誇り、日本の国土の2倍ほどあるアナトリア半島の肥沃な大地には、主食となる小麦のほか、豊富な種類の野菜やナッツ類がふんだんに実ります。
野菜や果実は、オーガニックのように新鮮で味が濃く、オリーブオイル、トマトやビベル(パプリカやしし唐のようなお野菜)、スパイスや塩コショウだけで味付けし、素材本来の味を楽しむのがトルコ料理です。「ケバブのようなスパイスの効いたお肉を食べる国」というイメージのトルコですが、実は野菜をたくさん食べる国でもあります。
それだけではありません。中央アジアの遊牧民をルーツとするテュルク民族は、バターやヨーグルトなどの乳製品を取り入れた料理も絶品です。トルコの人々は自国の料理が大好きで、日本と比較すると、あまり他国の料理を受け入れる様子はありません。それはこれらの極めて美味なお料理の数々があるからといえます。
お酒や喫煙が制限されるイスラム教の国は、甘いお茶やスイーツが名物。ヨーロッパ、コーカサス、中東、アフリカの文化が交わるトルコにも、甘〜いスイーツはたくさんあります。日本でもお馴染みの”のびるアイス”、中東名物バクラヴァなど、こちらも種類が豊富です。トルコを旅するなら、ダイエットは禁物。少しゆるめのスカートやパンツを用意して、お腹がゆるすかぎりグルメを楽しみましょう。
グルメシティ特集
世界三大料理と称されるトルコにおいて、さらに「グルメシティ」の称号をも戴く都市です。
トルコ料理一覧
宮殿料理から家庭料理にいたるまでレパートリーは膨大で、とてもすべてをご紹介しきれません。主に旅行中、レストランやロカンタで提供されるメニューを中心にまとめています。指差しで注文ができるよう、写真を掲載してご紹介します。
※順次追加予定。
※地域ごとのグルメ特集に掲載しているメニューはこのページに掲載していないことがあります。
肉料理
トルコでは、牛・羊・鶏がよく食べられ、豚はイスラム教で禁じられています。イスラム教に熱心ではなくても豚肉だけは食べないようです。ただし、現地に駐在している海外の方向けに販売しているお店がありますが、一般的なお店ではありません。
- ケバブ
- キョフテ
魚介料理
日本と比較すれば、バラエティはだいぶ少なめですが、地元で水揚げされたイワシやスズキといった魚介類は、シンプルな味付けでとても美味です。
- イワシ料理
- サバサンド
卵料理
- メネメン
- スジュクル・ユムルタ
小麦料理(パン・ペストリー・デニッシュ含む)
このパンやペストリーの種類はとても豊富です。
- エキメキ
- シミット
- マントゥ
米料理とブルグル
米はトルコ語で「ピリンチ/Pirinç」と言い、主にバルド米とよばれる、イタリア原産の少し細長いものです。ブルグル(ひきわり小麦)やリゾーニや豆と一緒にピラフを作るのが定番です。
- ピリンチ・ピラウ
- ブルグル・ピラウ
野菜料理
- クムピル
- トゥルシュ
- チョバン・サラタス
乳製品・チーズの料理
スープ
私たちがお味噌汁を大切にするように、トルコの人々もスープをとても大切にしています。食卓には、母手作りのスープがつきもの。種類は驚くほど豊富なので、ご紹介するのは、その中でもほんの一部です。
- エキメキ
- シミット
- マントゥ
スイーツ
- バクラヴァ
- ロクム
- ドンドゥルマ
ドリンク
- チャイ
- トルココーヒー
- アイラン
アルコール
トルコのおすすめ食材
※この記事は、登録日(最終更新日)時点の取材情報を元に作成しております。実際に訪れていただいた際、スポット(お店)の都合や事情により記載してある記事の内容と差異があることがあります。どうぞご了承くださいませ。